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こちらのコミックエッセイ、めちゃめちゃ面白すぎましたw
目次
フランス人の奥様と日本人の旦那さんの、国際結婚夫婦。
「授乳」も「オムツ替え」も得意な夫。唯一慣れなかったのは…?爆笑イクメン記!“愛が大事”なフランス人ד愛が苦手”な日本男子。
「FEEL YOUNG」の大人気掲載中のエピソードに加えて、語学誌で連載する「フランス語っぽい日々」のほか、特別描きおろしも収録!!
フランス人の奥様と結婚をした、男性漫画家さんのお話です。奥様はバリバリのキャリアウーマン。作者さんが、保育園の送り迎え、オムツ替えをはじめ家での子守り、をしています。
国際結婚かつ、男性の育児漫画です…!!二重に珍しすぎる、コミックエッセイです!!
また、作者のじゃんぽ~る西さんは、ご自身を「モテない男性」という立ち位置で描いていらっしゃいます。なので、愛情表現が豊かなフランス人に対しての驚きが、より際立っていてクスっとしますw
フランス人は、夫や妻をホメまくる。
フランス人は、思ったことを口に出すことを美徳としているそうです。
作者の奥様、フランス人のカレンさんも、作者をたくさんホメるそう。
フランス人女性は平均的な日本人女性に比べ、夫を一万倍ホメてくれる。(俺調べ)
野菜を切っているだけでも、
「あなたは素晴らしい!」
牛乳買ってきただけでも、
「すごい」
床屋で髪を切ると、
「かっこいい」
これは、楽しいですねw日本人も取り入れた方が、よりハッピーになれる気がしますw
カレンさん「プレッシャーに感じる必要はアリマセン。返して欲しくて言っているのではないのです。私が言いたいから言っているのです。」
作者「でも本当にかっこいいとかすごいとか、思ってない時は無理に言わなくていいよ。思った時だけでいいから。」
カレンさん「いえ思ったから言っているのです。そしてフランス人はそれを言うことが必要だと思っているのです。」
(略)
カレンさん「皆がブリジット・バルドーではありません。でも人の素晴らしさとは、外見だけではありません。」
作者(こういう反論が瞬時にできるのがフランス人のすごいところだ。)
日本だと、
「あえて言わない」
「察する文化」
などとよく言われますが、フランス人は思っていることを伝えることを「必要」だと考えているのが面白いです。
日本もそうなればいいなあと思いました。同じ日本人でも人それぞれ考えていることは違うから、こうやって言葉に出して話し合ったりして意思疎通をした方が、コミュニケーションがスムーズです。
赤ちゃんが、フランス語と日本語を使い分けている…!
お二人の間には、息子の七央(なお)君がいます。
まだ赤ちゃんの息子さんですが、なんと仏語と日本語を使い分けています…!すごすぎる!!こんな環境で育ちたかったw
母親には仏語、父親には日本語という使い分けを始めたのだった。
「ぴ、じょん(pigeon)」「とい(鳥)」
私には、
息子さん「いちちーとぼっと」←ヨーグルトもっと
カレンさんには、
息子さん「たぶとぅあんこー」←ヤウトアンコール(ヨーグルトもっとくれ)
と要求する。
カレンさんには仏語と日本語、作者さんには日本語。まだ赤ちゃんなのに、通じる言葉が違うということを、ちゃんと分かっています。面白い…!
2巻ではフランス語しか通じない叔母さんに驚く場面があって、さらに面白いですw
外国で暮らすということ。日本語を覚えるカレンさん。
カレンさんが、せっせと育児用の日本語を磨いているのが興味深いです。
大人同士の日常会話やビジネス会話ができていても、「哺乳瓶」「つかまり立ち」「寝返り」などのワードに触れる機会ってないですものね。
カレンさん「私は『日経平均株価』『不良債権』などの日本語は知っているんですが、日常会話の言葉は知っているんですが、日常会話の言葉は弱いんです。」
作者「日経新聞で日本語覚えたんだもんね…」
(略)
そういえばある時、日本語の育児書をカレンさんが読んでいたので
作者「んなもん苦労してわざわざ読まなくても、フランスの育児書読めばいいでしょ」
と言ったら、
カレンさん「日本語で学ばないと日本のお医者さんと会話ができませんネ。色々専門用語がありますカラ。」
と言っていた。
環境が違うと、必要な単語って変わるんだなと、改めて感じました。興味深い!
まとめ。男性目線の育児日記かつフランス異文化交流が面白すぎる!
男性目線の育児日記、そしてさらにフランス異文化交流が読めるこの本。最高に面白かったです!
現在は2巻まで出ているようです。たくさん発見があるので、おすすめ!